預け先の解説

Aave v3

更新日 2026年10月13日 ・ 株式会社SOLプラネット

2020 年から稼働する最大級の貸付プロトコル。DAO による市場管理と、貸し手の前に立つ積み立て

Aave は 2020 年に稼働を始めた貸付プロトコルで、預かり規模では常に最大級です。当社の画面では、Ethereum、Base、Polygon、Arbitrum、Avalanche の USDC の預け先として並んでいます。

当社が使っている範囲

各ネットワークの Aave v3 本体の USDC 市場だけを使います。預け入れは利用者専用の中継コントラクト名義で行います。

5 つの観点

観点 内容
責任主体 Aave DAO。扱う資産、担保掛目、金利、オラクルはトークン保有者の投票で決まる
市場の作成権限 DAO の審議と投票。誰でも作れる仕組みではない
リスク管理 リスク管理の専門業者(Chaos Labs など)が常時パラメータを監視して変更を提案し、DAO が決める。オラクルは DAO が承認した Chainlink 等
損失の受け皿 Umbrella(旧 Safety Module)。不良債権が出たときに貸し手の前に立つ積み立てがプロトコル全体にある
実績と事故 2020 年から稼働(v3 は 2022 年)。2022 年に CRV 市場(v2)で不良債権が発生し、準備金で処理された。2026 年 4 月、KelpDAO の rsETH がブリッジの攻撃で不正に発行され、v3 の WETH 市場に担保として持ち込まれて大きな不良債権が発生(Aave の報告の推計で約 1.2〜2.3 億ドル)。処理はガバナンスで検討中。複数社の監査、形式検証、報奨金制度

補足

  • Aave の市場は、ネットワークごとに独立して配備されています。当社が使うのは各ネットワークの本体の市場で、第三者が配備したものは使いません。
  • 貸し手の前に立つ積み立てがある点は、当社が扱う預け先の中では Aave と Compound だけの特徴です。
  • 2026 年 4 月の rsETH 事案は、Aave の契約の脆弱性ではなく、担保として受け入れていた資産の発行元(KelpDAO)側のブリッジが攻撃されたものです。積み立て(Umbrella)の発動を含む処理はガバナンスで議論されています。当社が使う USDC 市場の預け手に損失が配分されたという報告は、2026 年 10 月時点でありません。

注意点

  • 積み立てがあっても、損失のすべてを必ず埋めるものではありません。
  • 年率は借り入れの需要で変わります。画面の表示をご覧ください。

出所

本記事は情報提供のみを目的とし、投資助言や勧誘ではありません。内容は更新日時点の公開情報に基づき、その後に変わることがあります。暗号資産の価格、各プロトコルの状況、年率は変動し、元本は保証されません。

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